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 ユマニチュード(Humanitude)
H28.1月号
 急性疾患で入院してくる高齢者には,ベースラインとしての認知機能の低下があり,これが理由となり疾患の治療・ケアの実施がままならなくなる事態を、多くの臨床医・看護師が経験している。ユマニチュードは35年前にフランスで誕生し、現在400を超えるフランス国内の病院・介護施設で利用され、さらに欧州・北米の国々にも広く受け入れられている。この方法は誰でも習得できる150の具体的な技術からなっている。「見つめる技術」「話しかける技術」「触れる技術」そして「立つことへの効果的なサポート技術」である。前3つは「知覚・言語・感情」のこもったコミュニケーションの技術であり、そして「立つ・歩む」ことはケアを受ける人が人間であることを自覚できるための技術である。
  現在のケアが「生命の維持」や転んでけがをしては困るという「医療安全」に重きを置きすぎていないか、そして「受ける人のためになっている」との思い込みから、「一方的なケア」になっていないか、との反省がある。優しさに裏打ちされたコミュニケーション技術により、環境をその人がこれまでに過ごしてきた社会性の感じられる状態に戻す。
  このメソッドの導入によって、患者の攻撃的な言動の減少、寝たきり患者の減少、向精神薬使用の減少、ケアを実施する医療従事者の充足感の増加、ひいては看護師の離職率の減少などがもたらされている。

 夢の病院
H24.2月号
 NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、小児がんになったすべての子どもたちが、笑顔で家族とともに治療を進めることができる環境づくりを目指し、小児がん治療中の子どもたちと、その家族の生活の質に配慮した、日本で初めての専門施設「夢の病院」設立に向けて活動している。
 「夢の病院」は、化学療法中の子どもの生活と家族の暮らしを重視した新しいモデルの病院である。病院として既存の補助制度を受けようとすると、さまざまな制約がある。そこで建設にかかる費用は寄付でまかない、できる限り制約のない環境で設計・デザインすることで、本当に必要な施設の実現を目指す。
 建設費用等約8億円の資金調達のため募金を続けている。建設地を神戸市ポートアイランドに決め2013年春の着工計画だ。
 同法人は「夢の病院」を作るためにたくさんの、夢のアイデアを考えた。心に響いたアイデアを寄せてもらい、商品として販売し、買っていただく。
 “寄付しないでください。かわりに、買ってください”をキャッチフレーズに子どもの、夢の病院を作る。10億円集まればそれは夢でなくなると頑張っている。

 リバースモーゲージ(Reverse mortgage)
H27.8月号

 今後のわが国の少子高齢化の中で最も影響を受けるとされているのが、年金の制度です。今のままでは支給額が減少し、老後生活に不安を抱える世帯が増えることが懸念されます。そこで、その不安解消に一役買うであろう制度がリバースモーゲージです。この制度は金融機関や地方自治体が貸し手となり、現在居住する土地建物を担保にして、一定の金額を受け取れる制度です。最終的には死亡時に土地の売却等により借入を一括して返済する仕組みです。これにより固定資産から現金を手にすることができるため、この制度の普及によって消費が増え、雇用増加にも繋がると考えられます。
ただこの制度は、1980年代に東京都武蔵野市が始めましたが、日本に浸透していません。その理由は、融資が始まってから地価が下がるリスク、長生きすることで融資を受ける年月が予定より長くなるリスク、そして金利が上昇して融資返済額が担保価値を上回るリスクがあるからです。日本には、これらのリスクに対する具体的な対処法がありません。
ところが米国では、こうしたリスクを政府が負担しています。それはHECMというもので、借手の返済不能部分を政府が肩代わりする保険です。また、それを裏づけとした証券も発行するため、投資家がそれを購入する事によりリスクを分散しています。


 粒子線治療
H26.9月号
 6月に岡山市で開催された第16回日本医療マネジメント学会のランチョンセミナーで、兵庫県立粒子線医療センター 病院(センター)院長 不破信和先生の講演を聞かせていただいた。センターは2001年に世界で唯一の陽子線治療と炭素イオン線治療の療法が行なえる施設として開設された。開設以来、3500人を超える患者に治療が行われてきた。現在では、全国9ヶ所の施設で粒子線治療が行われ、2016年春には、中四国地域で初の陽子線治療施設として、津山中央病院で準備が進められている。
  放射線は、一般に電離能力を持った高エネルギー粒子の流れのことである。放射線は電離作用を起こすことから治療に用いられている。粒子線は高エネルギーの流れで、やはり放射線の一つです。
  従来の放射線治療ではX線が使われ、X線は体内を通過すると次第に減衰し、エネルギーを通り道に与え、治療効果を発揮する。一方、粒子線は、X線と違い、体の中をある程度進んだあと、急激に高エネルギーを周囲に与え、そこで消滅するという性質を持っている。その性質を利用すると病巣周囲のみに高エネルギーが与えられ、通り道に与えられるエネルギーを少なくするよう調整することができる。X線治療と比較するとがん病巣部により高い量の放射線を照射することができ、従来副作用などで対象とならなかった部位のがんにもより高い治療効果を得ることができる。また、同じ量の放射線でも正常組織への照射範囲が狭い分だけ、副作用が軽くなることが知られている。粒子線治療の場合には、がん病巣に高い放射線量が照射され、しかも照射される範囲を狭くすることができるので、効果が高く副作用をより軽減することが出来る。
  この治療は、先進医療が適用され、粒子線治療費約300万円以外は健康保険診療となる。

 レギュラトリーサイエンス
H23.12月号
 医療関係者にとって、「レギュラトリーサイエンス」という言葉は別世界の言葉のように感じられるかも知れない。これを「規制科学」とでも訳すと、政治や経済的な用語の「規制緩和」「規制強化」と読まれ、医学と縁の遠いものと思われるのではないだろうか。
 レギュラトリーサイエンスという言葉は、1987年に当時国立医薬品食品衛生研究所名誉所長であった内山充博士が提唱されたもので、内山博士は「レギュラトリー」を「規制」というより「調和」という意味で使われた。
 一般的に「レギュレーション」=「規制」と訳されているが、薬事の世界では「レギュラトリーサイエンス」を直接的に「規制科学」と訳すことは正しくなく、このカタカナのまま使われている。
 昨年8月「レギュラトリーサイエンス学会」が発足し、設立の趣旨に「医薬品、医療機器等の品質・安全性・有効性を確保するためには、基礎科学や応用科学による試験研究の結果等に基づき、的確に評価、予測、判断し、社会に受け入れられるように管理調整することが必要です。医薬品、医療機器等の発展に伴い、これらの課題に迅速・的確に取り組むことはますます難しくなってきており、その基盤となる科学(レギュラトリーサイエンス)の進歩及び普及を図ることが急務であると考えられます。」となっている。
 このような考え方で、我々利用者の安全・安心を確保していただける実学的な学問が発展することは、有難い。

 ロコモティブシンドローム
H21.7月号
 ロコモティブシンドロームは、「運動器機能低下症候群」と訳されるが、「あしこしが弱るかもしれない症候群」(日本ロコモティブシンドローム研究会)であり、加齢や運動不足による運動器の障害のため、歩行・バランス能力が低下して、寝たきりなど要介護となる危険の高い状態をさすという。運動器とは身体活動を担う筋・骨格・神経系の総称で、筋肉、腱、靭帯、骨、関節、神経、脈管系などの身体運動に関わるいろいろな組織・器官の機能的連合のことである。内臓脂肪が蓄積して糖尿病や高血圧、高脂血症によって動脈硬化から心臓や脳血管の病気につながるメタボリックシンドロームと対になる症状といわれている。
 転倒・骨折や関節症などの運動器の障害によって、要支援状態になる高齢者が多いことから、日本整形外科学会が提唱している新しい概念で、効果的な予防法などの開発が進められているという。
 おもな疾患としては、骨粗鬆症、変形性関節症、関節リウマチ、脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折、腰部脊柱管狭窄症などがある。元気で長生きするために、骨や関節を鍛えておく必要がある。

 ワークアウト
H19.9月号
 病院は多職種のプロの集団で形成された組織であり、職種間で業務上たくさんの問題が発生する。問題解決のために、職員は意識改革して病院の改善に取り組まなければならない。
世の中の変化に対応できなければ、病院は企業として成り立たないのである。従業員が組織の壁を越えて話し合い、無駄のない効率の良い仕事の進め方が見つけ出されれば、病院として、また職員としてもこんなすばらしいことはない。この問題解決手法がワークアウトである。
 病院の改善活動の一環がワークアウトととらえてよいであろう。
 患者の待ち時間短縮などの問題(スポンサーが問題提起する。通常は病院責任者である院長の問題提起が多い)を、スポンサーが承認したメンバー(医師、看護師、技師、受付事務など多部署から選出)によって、アイデアを出し合い、議論の末に一番有効な、効率の良い方法を見つけていく。議論は定められたワークアウトのルールに基づき、メンバー全員が対等の意見を出して、コンセンサスを得て、結論を導き出す。
 ワークアウトのプロセスで使う手法の一つがシックスシグマである。シグマとは総計で使う標準偏差を意味する。6σ(シックス・シグマ)は長期的なばらつきを考慮しても100万個作って不作は3.4個というほぼ完璧な品質レベルである。そういう高い品質レベルを目指す経営改革手法・改革活動がシックスシグマである。統計学的な手法でデータ分析して解決を導く。
 現状のデータを測定分析し、最適化を図り、定着させるという考え方で改善を図るわけで
ある。
 さて「問題を解決しました。それではこれをやっていただきます」といっても、だれも受け入れてくれなければ何もしていないに等しいといえる。そこで変革推進プロセス(CAP)が必要となってくる。職員にアピールするにはどうすればいいかを勉強しなければならない。ビジョンをつくり、実現に向けて一緒に行動することができれば、組織の構造は変革される。

 ワークアウトが人材育成に欠かせないツールである、とワークアウトを開発し成功を収めているGE社はいっている。ワークアウトを経験し、それが成功すれば、職員の満足度・達成感は大きいと思われる。病院の理念を実現できる人材を育成することが、ワークアウト・プロジェクトの大きな目標でもある。

 ワンピース世代 VS ガンダム世代
H25.11月号
 その時代の流行のマンガやアニメが世代共通の特徴を生み出しているという。
  今20代の「ワンピース世代」は自由と仲間に価値を置き、仲間を重んじる「ヨコ社会」である。コミュニケーションは、自分の仲間だけであって、上司である40代の「ガンダム世代」に対して、まじめにコミュニケーションを取ろうとしない。SNSやスマートフォンで、言葉を介さずにメールを使って、互いの状況を発信し合っている。仲間というヨコ社会があれば、いつまでも長居する場所ではないと、すぐにほかに移る。
  「ガンダム世代」は組織の中に入って、組織に従う「タテ社会」である。しかも、終生その組織の中にいる人間が比較的多い。管理職は組織を維持するために自らの意に沿わないことにも忠誠を尽くす。そして言葉でないと話した気がしない。
  個人としての意識の強いワンピース世代は、ガンダム世代に対して『なぜ、自分の思う通りに行動しないのだろう?』と思っている。一方、個人としての意思より組織で役割を果たすことを優先するガンダム世代は『なぜ、こいつらは組織のために動けないのか?』という疑問を抱く。
  ただし、ワンピース世代は、そのコミュニケーションスタイルに少しでも入ることができるようになると、理解しやすい世代に変わる。つねに自分たちの情報を発信している世代だからだ。今悲しいのかうれしいのか、またどこにいるのか行きたいのか、状況を日常的に発信しながら動くので、非常に理解しやすい世代であるとも言われている。