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エスタブリッシュ医薬品(establish:確立された)

 
 エスタブリッシュ医薬品とは、特許が切れた処方薬のうち、医療現場で長期にわたって広く使われている薬。
 エスタブリッシュ医薬品の特長は、効果や安全性の評価が確立されて安心感があり、かつ特許切れのため安価であること。処方薬に求められる「効果」「安全性」「安価」の3つの条件を満たしている。

 処方薬は、特許に守られて開発メーカーが独占的に製造販売できる「新薬」(先発薬)と新薬として登場してから長期間経過し、特許が切れた後も使われ続ける「長期収載品:エスタブリッシュ医薬品」・新薬の特許切れ後に別の会社が製造・販売する「ジェネリック(後発薬)」の3区分がある薬。

 エスタブリッシュ医薬品には、薬効成分の信頼性だけでなく、安定供給や品質管理などの面でも新薬と同等の厳しい基準が適用されている。すでに医療現場では、「安心できる使いなれた薬」という信頼感を得て多くの使用実績がある。また、薬の形状(剤形)や表面を覆うコーティング・容器・包装なども工夫され、味がよく、飲みやすさを向上させた薬や、常温保存が可能になるような改良がされた薬も作られている。
                                            (川本)