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フィルターバブル

 フィルターバブルとは、インターネットで利用者の思想や行動特性に合わせた情報ばかりが作為的に表示される現象のことをいいます。
  サーチエンジンが、検索履歴や購買情報から行動パターンを学習することによって、利用者の志向に近い情報が優先的に表示され、望まない情報から遠ざけられます。自身の志向という「フィルター」によってつくられた「泡(バブル)」に閉じ込められ、受け取る情報が中立性を欠いていくさまを表します。
  自分が見ているインターネットの世界、例えば、購入履歴にひもづいたECサイトの広告や閲覧したニュースに関連するページのレコメンド、そしてSNSのタイムラインに流れてくる親しい友人の投稿は、データ活用の技術やアルゴリズムの発達によりパーソナライズされたものになっています。
  こうしたパーソナライズ技術は、購買活動を活発にする経済効果や関連情報の提示で好奇心が刺激される等、便利な面もあります。しかし、興味関心というフィルターの精度が上がれば上がるほど、目にする情報はどんどん偏っていき、自分と異なる立場の意見との接点は減っていきます。その状態が進めば、広いはずのインターネットの世界がたこつぼ化してしまうことが課題として考えられています。